いしちゃんの甲羅


このページは、2003年からいしちゃんの甲羅が感染症になった時の記録です。
こういうことを載せるのは賛否両論、色々あるかと思いますが、
カメを可愛がる皆様の、少しでもお役に立てたらと思い、
いしちゃんにも協力してもらいupすることにしました。
無知な私をさらけ出していて恥ずかしいんですが。。。(T_T)
いしちゃんのような、かわいそうな状態になる前に、
早く気付いてあげられたら一番いいと思います。



2003年お正月ぐらいから、、
甲羅が少しづつめくれ始める。
下に新しい甲羅らしきものが見えていたので、脱皮だと思っていた。
気にしてはいたが、脱皮だと信じきっていた。



2月26日(水)
夜、甲羅が少しはがれて、下にピンクの部分が露出しているのを発見。
突然のことに驚く。食欲は落ちないが、痛々しい。




2月27日(木)
よしむら先生休診日。明日まで待ってみよう。



2月28日(金)
いしちゃんを初めて吉村先生のところへ連れて行く。たらちゃんも一緒に行って健康診断してもらうことに。
少しうちから距離があるので、一人で行くのは心細いな、と思っていたら、友達が一緒に行ってくれることになった。

いしちゃんはプラケの中でずっとゴトゴト暴れていた。
狭いところ好きなくせに、閉じ込められるのは嫌な様子。
たらちゃんはタオルに包んでプラケに。途中までおとなしく寝ていた様子だったが、
着く少し前にタオルから飛び出して来て、出せと言わんばかりにバタバタしていた。

診てもらってすぐ、この子は部屋飼い?と聞かれた。
もちろん、部屋で1時間とかお散歩させることはあっても、基本は水槽の中、
水槽には陸場が作ってあって、自由に陸場に上ったり、水に入ったりしていると説明をした。
沼ガメを陸ガメのように飼ってしまうと、甲羅や皮膚が乾燥して良くないらしい。
1時間ぐらい遊ばせたりするのは、問題ないらしくてホッとした。

先生に診て頂いた結果、いしちゃんの甲羅は感染症を起こし、慢性的に脱皮不全を起こしていたみたい。
甲羅の下は感染症で、広い範囲で膿んでいると言われた。
先生が甲羅をへらのようなものではがしたら、相当痛いようで、バタバタと手足を大きく動かして大暴れ。。。
もう見ていて泣けてくるぐらい辛かった。
かなり痛かったのか、それとも怖かったのか、診察台の上でおしっこをしてしまったいしちゃん。
普段水槽以外でおしっこや、うんぴーをする子じゃないのに、ものすごい恐怖だったんだと思う。

飲み薬を、注射針の先が丸いようなもので、口からのどの奥まで入れて(金属の部分の長さは5センチぐらい)
家でこうやって飲ませられるか?って先生と相談したけど、のどを傷つけはしないか、
変なところに入っていかないか、、、怖すぎてとてもできそうになかった。
まず、必死で首を引っ込めるいしちゃんの首の根元をつかんで、頭を引っ張り出して、
かたくなに閉じようとする口を開いて、そこに針のようなものを入れる、、、見ているだけで怖かった。
来週まで様子を見て、先生からどうしてもやったほうがいいと言われたら、私も覚悟を決めて、
いしちゃんに嫌われようがどうしようが、頑張ろうと思ったけれど、
とりあえずは、注射と消毒・塗り薬で様子を見ようと言ってくれた。
今日は注射も打ってもらった。

結局、これと言った原因はわからなかった。
水替えも怠っていないし、日光浴もさせているし。
紫外線の蛍光灯もスポットも。
気を使っていたつもりだったのに、何故?って気持ちでいっぱい。
もっと早く気付いてあげれば良かったと、かなり凹んだ。
こんなに毎日様子を見ていたのに、、、情けない。
脱皮だなんて思い込んでいた、バカな私。
いしちゃん早く気付いてあげられなくてごめんなさい。
めくれた甲羅の下がピンク色でとても痛々しい。

それにしても、本当に丁寧な説明、とっても優しい先生で、たらちゃんやいしちゃんは恵まれていると思った。
一緒に行った友達は実家で犬を2匹飼っているが、その相談にも雑談しながら優しく答えてくれた。
友達が、もう少し近かったら、かかり付けの獣医さんにしないのに。。。と悔やんでた。
帰り道、いしちゃんは暴れる元気もなくなったのか、プラケでおとなしかった。
家に帰ってからも元気なし。食欲もない様子。



3月1日(土)から
消毒と塗り薬による治療の開始。
朝、ごはんをあげたが食べなかった。まだブルーな様子。
でもマイペースにいつものように陸場に上がって気持ち良さそうにライトにあたる。
甲羅が乾いたので消毒・お薬を塗ることに。
こすると痛いのか、ジタバタと暴れた。
洗い流す時も、傷の辺りに水がかかると痛いようで、余計暴れる。




3月3日(月)
今日もご機嫌な様子でバスキング。
1〜2時間経ち、甲羅が乾いたのをいいことに消毒をすり込む。
消毒はジェル状で流れていくこともなく、とても使いやすいもの。
相変わらず可哀相なぐらい暴れる。
消毒は5分ほど放置してきれいに洗い流す。
それからまた1時間ほど乾かして、次はお薬。
粉末の薬で、とても粒子が細かいもの。
それを甲羅に薄くのばす。それからまた1時間乾燥。
最後に、お薬の粉をきれいに洗い流し、終了。
水槽に戻す。
やることはそんなに大変じゃないんだけど、乾かす時間を合わせると結構かかる。
私が働いていなくて、本当に良かったよーー(^_^;)
飲み薬は、いしちゃんを気持ち仰向けにすると、口を少しあける癖があるので、
その隙に目薬状のものを2滴、流し込む。
吐く様子もなく飲んでくれてるみたい。

ご機嫌な様子でライトにあたるいしちゃん
カメラを見て何してんの?って顔。




3月7日(金)
いしちゃんを連れて2度目の通院。
助手席にプラケをおいて、まるで人が乗っているようにシートベルトをかけた(笑)
これで急ブレーキを踏んでも吹っ飛んで行くこともないし。
片道40分〜50分。狭いプラケが相当嫌なのか、一時もじっとしていない。
無理な姿勢で方向転換したり、こっちに向かってバタバタしてみたり。
あまりに暴れて可哀相なのでケースの蓋をあけたら手をかけて出そうな勢い。
抱き上げてひざに乗せるとしばらくはおとなしかったが、またバタバタが始まったので
運転に支障があっては困ると思って元に戻した。

先生が一目見て、「おー随分良くなったね!」と言ってくれた。
素人の私から見ても、あの痛々しい部分が少し乾燥して、さらっとしているなーと見た目にわかる。
「下から組織が出来上がって来てますからね。予想よりも早く治りますよ。」
どうやら、なんとか飲ませられている飲み薬が効いているらしい。
うーん、早く治るなんて、そんな嬉しいことはない(*^_^*)
でも今回もめくれた部分を少し金属の歯医者さんが使うようなもので
めくるというか、削るような治療をした。
初めはいつもの捕まえられていやいや!のジタバタ。。。
それが時折痛いらしく、ビクン!となる。
可哀相だけど、仕方ないんだよーと言い聞かせた。
でも、今回は、そそうはナシ!
次は注射。先生はいしちゃんの腕をひょいっと引っ張り、肩の部分にチクッと針を刺す。
気になるのか、なんなのか、刺さった注射をじーーっと見つめるいしちゃん。
注射はそんなに痛くないのか、それほど暴れることはなくおとなしくされるがままだ。
とりあえず、また来週まで同じ治療を続けて、また診せに行くことになった。

どう? まだ痛々しいかしら?





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